ストラトに搭載されているシンクロナイズドトレモロですが、一口にシンクロといっても様々な仕様があります。
色々な違いの中で一番重要な部分が、アーミングの際に支点となる部分の方式です。
独創的な仕様のパーツも昨今出てきていますが、主なものは昔ながらの6点支持タイプと、2点支持タイプの違いです。
(左:6点支持 右:2点支持 パーツはGOTOH/510シリーズのもの)
鳴りや操作感も変わってくるので、どちらが優れているとは一概に言えませんが、アーミング、チューニングの安定感という2点で見ると、2点支持の方が優れていると言われています。2点だけに。
今回はその2点支持ブリッジの中で、安定した品質を持っているGOTOH / 510シリーズブリッジをご紹介します!
510シリーズで2点支持のラインナップは大きく分けて以下の3種類です。
3種類の中で、それぞれサドルとトレモロブロック(イナーシャブロック)を選択出来ます。
・510T
・510TS
BS:BRASSサドル(ブロックサドル)
FE:STEELサドル(ブロックサドル)
FS:STEELサドル(プレスサドル)
(画像は510T-FS1)
弦間ピッチ:10.8mm

・NS510T
・NS510TS
BS:BRASSサドル(ブロックサドル)
FE:STEELサドル(ブロックサドル)
FS:STEELサドル(プレスサドル)
(画像はNS510T-FE1)
弦間ピッチ:10.5mm
・EV510T
・EV510TS
BS:BRASSサドル(ブロックサドル)
FE:STEELサドル(ブロックサドル)
(画像はEV510T-BS1)
弦間ピッチ:10.8mm

ブロックは左図のようになります。
510Tブロックはサドルとボールエンド間で弦のプレートへの干渉を避ける機構(FST機構)となっています。
これにより弦の接触を減らしてアーミング時のチューニングの復元性を向上させています。
510TSブロックは従来の仕様に近いスチールブロックです。
以上のように510シリーズは弦間ピッチや形状により、様々な選択が出来ます。
510シリーズ全体の特長として、アーム部分がクリアランスの少ない独自の形状をしています。
これによりアームのガタツキが解消されています。
ブリッジプレートはクロームモリブデン鋼を採用しています。
支点となるエッジ部分の強度と耐摩耗性が向上されています。
製品の精度には定評のあるGOTOH製なので、よりチューニングの安定に対する信頼性がありますね。
※仕様によりそれぞれ金額が異なりますので、価格はお問い合わせください。
※楽器の状態や仕様により加工が必要な場合がございます。
トレモロの使用頻度が高い方にはぜひ検討して頂きたいブリッジです!
ぜひご検討を!
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